選挙お礼挨拶にみる民主選挙制度の形骸化
- 信彦 首藤
- 2月10日
- 読了時間: 2分
更新日:2月18日

日本人はもう民主主義選挙のシステムというものがわからなくなってきたのではないか?昔は確かに選挙中は選挙事務所でのカレーライス提供や封筒(中が問題)配布。。。みたいな明確に違反事例があり、さらに全体的にもまるでお祭りみたいな雰囲気もあったが、選挙翌日は比較的静かだった。
ところがいつしか、「あの人は選挙落選の翌日から挨拶していた。。。それが今回の勝利に繋がった」みたいな美談が流布され、選挙翌日がやたらとうるさくなった。
いまやFaceBookはいつしか選挙に乗っ取られて、候補者の宣伝や地元集会の写真ばかりになってしまったが、選挙翌日に驚かされるのは当選/落選候補者の駅頭お礼挨拶だ。写真だけでなく、動画だから、候補者があからさまにお礼を言って、さらには次回よろしくなどとマイクでがなっている者もいる。さらにひどいのは、「朝の駅頭お礼挨拶が終われば、これから支援者や後援企業に御礼に回ります。。。」と堂々と書き言っている。これは明らかに選挙法違反+次回選挙違反だが、それをいけないことだ。。と認識している国民(候補者・選挙民)がどれほどいるのだろうか?
また選挙委員会やマスコミもそれを違反として取り上げることはない。
本来、民主主義選挙は国民が代表を選ぶプロセスであり、特定の人のために投票するのは経済行為ではないから、お礼を言われる筋合いもないのだ。。
こういう脱法行為がまかり通るどころか、推奨されるのは、国民に政治教育がされておらず、民主主義そのものが理解されていないからだ。裏金や宗教勢力や買収などの犯罪が存在してはならないが、その前に、公教育の中で、民主主義や選挙についてしっかり教育する必要がある。
教育論のジョン・デユーイは「民主主義は自然界に存在しない、人工的なシステムだ。だから公教育は国民に民主主義を教えるためにあるのだ。。。」とまで言っている。どこかの島国では政治教育が無いそうだ、その代わりに「教育勅語」があるので、十分という考えもある。。。
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(公職選挙法第178条)選挙後のあいさつ行為の制限
誰であっても、選挙後は、選挙人に対して、当選または落選に関してのあいさつをする目的で、次の行為をすることはできません・・・ 選挙人に対して、戸別訪問をすることもできません・・。



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