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6月 東京都議会議員選挙について

 22日に投開票が行われた東京都議会選挙だが、地方選挙は「地方の選挙区」の選挙であって「首都東京」の選挙ではない、というごく当たり前の結果になった。東京の存在がかくも巨大になり、一極集中による弊害も、また世界の都市がグローバル環境の中での生き残りの競争を戦っている状況でも、圧倒的多数の候補者は自分が立候補した狭い範囲の課題を論じ、世界も未来も論じることがなかった。日本自体がデフレ環境の中で地盤沈下を起こしているように、東京もまたその持てる資源を使てどのように発展するか。。という課題に十分にこたえられていない。その意味において、東京都議会議員選挙は一体何を目指すべきかという議論が都議会で選挙前に討議され、都民を巻き込んだ東京の将来図が検討される必要があった。すべての地方選挙が投票率の低下に苦慮しているが、これを機会に地方議会選挙に地方政治を活性化するメカニズムも作りだす必要があると思う。東京都の未来図そしてそのためにはどのような議員が必要となるかを新しい都議会で考えていただきたい。

 また全国的な関心にもかかわらず当選者を出せなかった「令和」と同時に、42名の立候補者を立てながら一人の当選も獲得することができなかった石丸伸二氏が代表する「再生の道」に関しても、それぞれ立派な候補者を立てながら、彼らが新しい都議会を担うことができなかった要因を考えてほしいと思う。

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