21世紀最大の歴史茶番ートランプのイラン空爆ー
- 信彦 首藤
- 3月6日
- 読了時間: 2分

アメリカ政府が現時点でイランの核開発阻止のためにイラン空爆を実行することに何か政治的・外交的価値があるわけでない。イラン核開発阻止は何よりも近接するヨーロッパ諸国の最大のテーマでアメリカ政府が勝手に単独行動をとることに意味はないどころか、これまでのヨーロッパ側の努力を台無しにするものだ。
ではなぜ?それはエプスタイン報道、トランプ関税に対する最高裁判決、移民局の暴挙。。。などによって支持率が急落し、半年後の中間選挙で敗退し、大統領弾劾裁判が開始される。。。という雪隠詰め状況から脱出する最後の手段すなわち戦争時大統領(戦争が継続していれば大統領は簡単に取り替えられない)のステータスを得るためだ。破綻国家ヴェネゼラのマドウラ大統領拉致などは誰が見ても怪しげでしょぼいもので、追い詰められた大統領としては何が何でも「巨悪をやっつける偉大な戦争大統領」像をでっちあげる必要があった。
恐ろしいのは、この人物が軍事というものを全く理解していないことだ。彼は外交交渉もすべてDeal(売買取引)と言っているが、要するにNYの不動産取引以外のことは理解できないのだ。外交は文化と歴史の衝突であり、売り買いではない。まして軍事は人が死ぬことであり、Dealとは異質のものだ。徴兵をちょろまかして戦場に足を入れたことのない大統領は、他人を殺し、味方が殺されることの意味も重さも理解できないのだろう。
いいでしょう。トランプがイランの体制を転覆させて核兵器の脅威がなくなすというなら、イラン国境から50万人ほどアメリカの若者を進軍させれば、ひょっとしたらイランの宗教政権は瓦解するかもしれない。望むらくは、どこかの島国の首相が「イエイ!」といって賛同したり、支援をしたりするような事態だけは何としても回避したいものだ。



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