横浜市長選結果を考える



10月18日山中前市長辞任にともなう横浜市長選が行われ、原沢敦美氏が552,207票得票率39.49%で圧勝した。これまで横浜の選挙を取り仕切っている利権集団・保守政治・保身官僚が「この人を」と最初から一本化して登場させてきたのだから勝利は当然と言える。。というより、そもそも山中竹春市長が市職員へのパワハラで辞任に追い込まれたことを含めた大きなプロットだったのだろう。その意味では、山中氏が本当の政治家なら、自分の推し進める政策に自信と責任を持っていたなら、パワハラのそしりを断固拒否して議会の解散に打ってでることも可能だったのだろう。
当選した原沢氏は十分な学識や社会経験があるのだから、保守・保身・利権の塊の塊のような支持母体の虜になるのではなく、巨大な人口を抱え、低迷する、満身創痍の半病人のような横浜をぜひ立て直してほしいものだ。
私は同世代ということもあって、山本理顕候補を応援したが、正直、最初に会った時からこりゃむりだと思った。選挙チラシには選挙期間の街宣活動なども記載なく、QRコードがあるだけ。。これを携帯で読み込むのが若者流だと思ったのかも知れないが、山本さんの支持者は多くPC世代で、FaceBookを観る人々だ。せめて選挙事務所と活動の詳細を記したFBのURLぐらいは載せておくべきだろ。
名前は親がつけてくれたので変えたくないのかも知れないが、やはり選挙ともなれば「山本りけん」だろう。実際の投票された投票用紙を見ると、むつかしい漢字などまともに正確に書かれていないのが多い。
友人が山本陣営にカンパしたいので、送金口座番号を知らせてくれと海外からメールしてきたが、チラシのどこにも載っていなかった。要するに広く、選挙民の末端から支持を得ようとする熱意と姿勢に乏しかったということだ。選挙は「いい話を理解し投票してくれる人」だけで当選するわけではない。これまで政治なんて関心もなく、テレビもニュースなど見ず、新聞も読まない多くの人々にも一票をいれてもらわないと当選ラインに達することは出来ない。
終盤に山本候補の数少ない講演会に行った。会場は満杯で素晴らしいプレゼンテーションだった。ところが、入り口でなんと選挙はがきを渡された。事前投票が1割も2割もある現代選挙では、そういうものは少なくとも選挙序盤で配布して住所記入と回収を依頼するものだと思う。。。
要するに、選挙のイロハもABC-XYZも分からずに立候補したということだ。候補者が素晴らしいのに、本当に残念なことだと思う。
選挙マシンや巨大な団体に応援されるのではなく、心ある能力をもった個人が、状況を救うために立候補することが今の日本社会に求められているが、現実の選挙は、資金は別としても巨大なシステムと手続きだ。
有意の適者の立候補を思い出作りではなく、当選ラインまで押し上げるためには、本人が出馬の意思を表明したら、1週間ぐらいのうちに、無償で基本的な選挙準備を整える。。。そうした選挙NGOとでもいうべき機関が今や必要なのではないだろうか?




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